黒い溶岩の大地に広がる、乳白色の青い温泉。アイスランドを代表する観光地、ブルーラグーンです。

でも実はこの温泉、最初から温泉として作られたものではありません。
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発電所から生まれた

1976年、すぐ近くで、スヴァルツエンギ地熱発電所の建設が始まりました。
発電に使ったあとの水は、溶岩の原へ流されました。すぐに地面にしみこんで、消えると思われていたのです。
ところが、水に含まれるシリカが溶岩のすき間をふさぎ、水はたまって、青い池になりました。
1981年には、皮膚の病気の人がこの水に入り、症状が楽になったと伝えられ、評判が広がりました。
なぜ青い?

この水は、地下約2000メートルで、海水7割と淡水3割がまざり、熱と圧力で温められたものです。
青く見えるのは、シリカの細かい粒が、青い光を多くはね返すから。空が青く見えるのと、よく似たしくみです。
水温は37度から39度ほど。水は、およそ48時間で自然に入れ替わっています。
底にたまる白い泥の正体はシリカ。水の中には、ここにしかいない青緑色の藻もすんでいます。
火山のすぐそばで

2023年の終わりから、すぐ近くのスンドヌークル火口列で、噴火がくり返し起きています。
2024年11月には溶岩が駐車場まで流れてきましたが、土を盛った防護壁が、ラグーンを守りました。
まとめ

地熱発電と、溶岩と、シリカ。火山の島ならではの偶然が生んだ、青い温泉なのです。
- 1976年、近くで地熱発電所の建設が始まる
- 地下約2000m、海水7割・淡水3割の水
- 2023年末から、近くで噴火がくり返される
出典
- Blue Lagoon 公式
- Wikipedia「Blue Lagoon (geothermal spa)」
- アイスランド気象庁
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