アイスランドは、地球の上で大地が生まれる様子を、陸の上で見られるめずらしい島です。

その秘密は、足元にある二つの力。大地の裂け目と、地下からわき上がる熱です。
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裂ける海の底

大西洋の海の底には、大西洋中央海嶺という、山脈のような高まりが南北に走っています。
ここでは、北アメリカプレートとユーラシアプレートが、年に約2センチずつ離れています。
離れたすき間には、地下からマグマが上がってきて、冷えて固まり、新しい大地になります。
地下の熱が島を押し上げた:地下の熱が島をつくった

さらにアイスランドの下には、地球の深くから熱い岩がわき上がる、ホットスポットがあります。
裂け目とホットスポットが重なったことで、マグマが特に多く出て、海の上まで積み上がりました。
いちばん古い岩は北西部にあり、約1600万年前のもの。島の中央に近いほど、岩は若くなります。
今も生まれ続ける大地

シンクヴェトリル国立公園では、プレートの裂け目の間を歩くことができます。世界遺産です。
島には約30の活火山系があり、噴火は平均すると、4年から5年に1回ほど起きています。
1963年から67年の噴火では、南の海に、スルツェイという新しい島が生まれました。
2021年からは、レイキャネス半島で噴火が続き、新しい溶岩の大地が広がっています。
まとめ

裂ける大地と、地下の熱。アイスランドは、今この瞬間も生まれ続けている島なのです。
- 海の底を「大西洋中央海嶺」が南北に走る
- 島の下には、熱い岩がわき上がる「ホットスポット」
- シンクヴェトリルでは、裂け目の間を歩ける
出典
- Wikipedia「Geology of Iceland」
- Wikipedia「Mid-Atlantic Ridge」
- UNESCO 世界遺産/Wikipedia「Þingvellir」
- アイスランド気象庁/Thordarson & Larsen(2007)
- アイスランド気象庁
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